リウマチ患者さんのためのおいしいレシピ集

リウマチ患者さんのためのおいしいレシピ集リウマチ患者さんのためのおいしいレシピ集

リウマチ患者さんのための ○○しないレシピ

「関節リウマチかも」と思ったら、何科にいく?

包丁を使わない、調味料を計る必要がない、火を使わない、など関節に優しい調理方法のレシピを集めました。

リウマチ患者さんのための ○○しない調理の工夫

検査項目の解説

「調理」には細かい動作がたくさんあります。料理をする上で関節に負担がかけない工夫をコラムでご紹介します。

調味料使わない編 監修の先生からのメッセージ

調味料使わない編 監修の先生からのメッセージ

飯塚病院 膠原病・リウマチ内科 部長
内野 愛弓 先生

関節リウマチは、手指の痛みやこわばりなどの関節症状をはじめとしたさまざまな症状があらわれ、長くつきあっていく必要がある病気です。
症状が強くて調理をするのがつらいときには、市販品や便利な食材を活用しながら、できるだけ関節に負担をかけないような工夫ができるといいですね。
本サイトでは、市販の惣菜や合わせ調味料を活用して10 分以内ででき、 さまざまな栄養がとれる簡単レシピをご紹介しています。 リウマチ患者さんの豊かな生活を送る助けになることを願っています。

調理器具使わない編 監修の先生からのメッセージ

調理器具使わない編 監修の先生からのメッセージ

新潟県立リウマチセンター 診療部長
阿部 麻美 先生

関節リウマチは手指の痛みや腫れなどの関節症状があらわれる病気で、なるべく関節に負担をかけないことが大切です。
本コンテンツでは、鍋やフライパン、包丁、まな板などの調理器具を使わず、便利な食材を活用して簡単に作れるレシピをご紹介しています。
リウマチ患者さんが極力関節に負担をかけない工夫を取り入れながら、食事づくりに楽しく取り組んでいただけることを願っています。

洗い物少ない編 監修の先生からのメッセージ

洗い物少ない編 監修の先生からのメッセージ

吉⽟リウマチ・内科クリニック 院⻑
吉⽟ 珠美先生

関節リウマチは、手指の痛みや腫れなどの関節症状をはじめとしたさまざまな症状があらわれる病気です。症状によって家事や日常動作が困難になることもあるので、できる工夫をしながら長くつきあっていく必要があります。
本コンテンツでは、調理器具を使わずに洗い物が少なく済むワンプレートレシピをご紹介しています。電子レンジだけでできるので忙しいときにもぴったりです。
医療従事者の皆様には本コンテンツを活用いただき、リウマチ患者さんが日々の料理も関節に負担をかけない工夫をしながら前向きに取り組んでいただけるようサポートしていただければと思います。

買い物行かない編 監修の先生からのメッセージ

買い物行かない編 監修の先生からのメッセージ

東京大学医学部附属病院 免疫疾患治療センター センター長・准教授
神田 浩子先生

関節リウマチは、手足や指にこわばりや関節の痛み、腫れなどを生じるほか、発熱、倦怠感、食欲不振などのさまざまな全身症状があらわれる病気です。
特に関節の痛みやこわばりが強い時は、できるだけ関節に負担をかけず、安静に過ごすことが大切です。
本コンテンツでは、症状が強く歩行や外出が困難な時でも、長期保存可能な缶詰や冷凍惣菜などの材料だけで作ることができる簡単レシピをご紹介しています。
リウマチ患者さんが、病気と上手に付き合いながら、日常生活を豊かに送れる一助となれば幸いです。

調理しない編 監修の先生からのメッセージ

調理しない編 監修の先生からのメッセージ

国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター
主任副センター長 村島 温子先生

関節リウマチは、手指の痛みや腫れなどの関節症状をはじめとしたさまざまな症状があらわれる病気で、長くつきあっていく病気です。長いつきあいになるからこそ少しでも快適に暮らす工夫が必要になります。
ここでは、痛みやこわばりが強いときにも簡単に「のっけるだけ」でできるレシピをご紹介しています。短時間でできるので症状が強いときだけなく、忙しいときにもぴったりです。
リウマチ患者さんがご自身の症状や生活リズムにあった「できること」を見つけるきっかけになれば幸いです。

栄養偏らない編 監修の先生からのメッセージ

栄養偏らない編 監修の先生からのメッセージ

兵庫県立加古川医療センター
リウマチ科
部長 中川夏子先生

関節リウマチは、手指の痛みや腫れなどの関節症状をはじめとしたさまざまな症状があらわれる病気です。
また、関節の症状だけでなく、貧血、発熱、倦怠感、食欲不振、体重減少などの全身症状のほか、肺炎、骨粗鬆症などからだのさまざまな部位で症状が現れる可能性があります。
関節外症状をコントロールする事は大事であり、生命予後にも関連してきます。ここでは、関節リウマチの合併症の予防のために大切な栄養素を補える食材を効率的に摂れるレシピをご紹介しています。
ここで紹介するレシピやコラムがリウマチ患者さんの日常生活を豊かにする一助となれば幸いです。

頑張らない朝食編 監修の先生からのメッセージ

東北医科薬科大学病院 
血液・リウマチ科
准教授 城田祐子先生

関節リウマチは長くつきあっていく病気ですが、関節の痛みや腫れによって日常生活に不便さを感じる方も少なくはありません。特に、朝起きたときに関節の動かしにくさを強く感じることが多く、「朝のこわばり」と呼ばれます。手足がこわばって動かしづらい朝は無理をせず、朝食の準備も簡単に済ませられるといいですね。ここでご紹介する、包丁も火も使わず、短時間でできるレシピが頑張らない朝の過ごし方の一助となれば幸いです。

調味料を計らない編 監修の先生からのメッセージ

調味料を計らない編 監修の先生からのメッセージ

三重大学医学部附属病院
リウマチ・膠原病センター
教授 中島亜矢子先生

関節リウマチは長くつきあっていく病気ですが、その症状によって日常生活に不便さを感じる方も少なくはありません。
リウマチ患者さんの食事は、栄養のバランスも大切ですが、ご自身が料理をされる場合には調理そのものに多数のハードルやストレスが潜んでいます。そこで「包丁を使わない」「調味料を計らない」など、リウマチ患者さんの負担を極力軽減した調理方法でできる「○○しないレシピ」や調理の工夫をご紹介し、患者さんの「食べたい」だけではなく、「自分でできる」を応援します。

2023年6月作成 ENB46N001A