


- ※ 検査は、1~6ヵ月ごと*に行います。
- * 薬の種類や量を変えたときなど、もっと短い間隔になる場合もあります。
- 1 治療の効果はどうか、合併症や薬の副作用はでていないかなどを調べます。
- 2 症状はなくても関節破壊が進んでいないか、合併症や副作用が隠れていないかなどを調べます。
関節リウマチの治療の基本は、「病気の進行を抑える」「痛みをとる」「機能障害の回復」です。
炎症による痛み、関節破壊による痛みなど、痛みの種類に合わせて薬物療法・基礎療法・手術療法・リハビリテーション(リハビリ)を組み合わせた治療が行われます。

早期の治療開始が大事
関節リウマチは早期の治療開始が大変重要です。
関節リウマチと診断された後、できるだけ速やかに適切な治療を行うことで、関節破壊の進行を防ぎ、よい状態を保つことができると考えられています。
ほかの病気との区別が難しいことも多く、診察や検査などによる医師の総合的判断が必要なため、気になることや疑わしい症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
医師の判断のもと定期検査が必要
- ・血液検査
- ・尿検査
- ・画像検査*
- * X線検査(レントゲン)、CT検査、MRI検査、関節超音波(エコー)検査など
関節リウマチかどうかの診断の際に行った検査は、治療の効果が出たかどうか、合併症や薬の副作用の有無などを確認するために定期的に行います。
- ※ 医師が患者さん一人ひとりの状態に応じて必要な検査を選ぶため、違う検査や測定を行う場合もあります。
疑問点があれば医師等に確認しましょう。
ただし、検査結果も重要ですが、患者さん自身が「痛い・痛くない」「つらい・つらくない」と感じたことが大切なので、小さなことでも医師に話してなんでも相談できるようになっておくことが関節リウマチの治療には大変効果的です。
2022年10月作成 ENB46M014A
