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監修:鹿児島大学医学部保健学科 教授 武井修治先生

こどものリウマチ —病気のお話—

主な症状

どのタイプにも共通するのは、慢性的な関節の炎症です。 関節に炎症があることで、痛みだけでなく、赤くなる、腫れる、熱をもつ、動かしにくいなどの症状がみられます。
適切な治療を受けないと関節破壊が進行して、関節としての機能が果たせなくなることがあります。

各タイプに特徴的な症状

全身型

弛張熱(特徴的なパターンを繰り返す発熱)、リウマトイド疹と呼ばれる発疹、関節炎が主にみられる症状です。胸膜炎(肺と胸壁の内側をおおう膜の炎症)、心膜炎(心臓をおおう膜の炎症)、肝脾腫(肝臓と脾臓が大きくなっている状態)をともなうこともあります。
全身型ではマクロファージ活性化症候群(MAS:コントロール不能な発熱、リンパ節の腫れ、肝脾腫などをともなう)と呼ばれる重大な合併症を起こす可能性があるので、注意が必要です。

少関節型

発症6ヵ月以内の関節炎は、4関節以下に限られています。多くの場合、関節炎は膝や足などの大きな関節で始まりますが、適切な治療をすれば関節機能の予後は比較的良好です。抗核抗体という検査が陽性の場合は、ぶどう膜炎という目の病気を合併しやすいので、定期的な眼科検診を必要とします。

多関節型

発症6ヵ月以内の関節炎は、5関節以上でみられます。左右同じ関節で痛みや腫れがみられることが多く、手や指の小さな関節をはじめ、肘、足、膝の関節、さらには首や顎の関節でも炎症がみられます。微熱、倦怠感、食欲不振などの全身症状をともなうこともあります。

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